悪夢
「【泣きながら】おにいちゃーん、ナナミね、こわい夢みたの〜。うっ、ひっく……おにいちゃんが、死んじゃう夢。ぐすっ、おにいちゃん、いなくならないよね? ナナミとずっといっしょだよね?」
無感情
「何を悲しむことがあるの? 死んでしまえば、無に還るだけ。むしろ、痛みや苦しみから解放されるのよ。幸せですらあるじゃない」
宿題
「ねえねえ、昨日の宿題、やってきた? 良かったら見せて! お願いします、神様仏様〜!」
たまご焼き
「あーっ、ちょっと、お兄ちゃん、私のたまご焼き食べたでしょー。楽しみにしてたのに〜」
なぞなぞ
「いつも小さな声で笑っているお店はなーんだ? ……正解は“薬屋さん”、でした!」
ど忘れ
「今年の干支って何だったっけ? えーと、子、丑、寅、卯……あー、本気で忘れた」
へたれツンデレ
「ばーか。アンタの事なんて大っ嫌いなんだから! ……【早口で】嘘です、調子に乗りました、大好きです」
被害妄想
「な、何、恥ずかしい事言ってんのよ!? さては私を困らせて楽しんでるのね! やな奴!!」
おたく
「その本を古本屋に売るって、本気なの!? 私的にはその作品、保存用、観賞用、布教用と、3冊は余裕で揃える出来栄えよ!?」
アイドル
「皆ー! 今日はミミカのライブに遊びに来てくれて、どうもありがとー。 感謝ひとしおだお☆それじゃ1曲目、いっくよー!!」
ギャル
「あんた、何ジロジロ見てんの? マジきもっ。その目つき、最早セクハラだかんね?」
ツンデレ
「あんたねー、ちょっとかっこいいからって、調子に乗ってんじゃないのぉ? 後、足も超長いけど。それとそれと、すっごく優しいけど……って、何言わせてんのよ、馬鹿!」
意地悪
「今まで仲の良い振りしてたけど……本当は、ずっと、あんたの事が大っ嫌いだったのよ! その偽善者ぶったとこ、虫唾が走るわ!! ……消えてよ」
そういう問題ではないドジ
「あっ、いけない……! 私ったら砂糖と間違えて青酸カリ入れちゃった! ごめんなさい、多分美味しくないよね、食べなくて良いよ?」
元気
「ふっふっふっ、自分はこれでも空手有段者っす。猛者共(もさども)をちぎっては投げ、ちぎっては投げ……。そこのお兄さん、恨みはないけど覚悟するっす!」
電波
「声が聞こえる……私を呼ぶ宇宙人の声。貴方はどこから来たの? ……そう、金星から。だから角が生えているのね。ユニコーンみたいでチャーミングだわ」
今時
「はぁ? あいつ何言ってんの? マジありえなくね、必死になっちゃってさ。人生楽しいのかねぇ、あーんな真面目で」
泣き虫
「ママ、おとなりのカエデくんがわたしのことバカにするの。わたし、くやしい。どうしてカエデくんはわたしをいじめるんだろ。わたしはカエデくんのこと、だいすきなのに……っ。うう……」
配達
「お婆ちゃん、おっはよー! これ、今日の郵便だよ。……いやー、それにしても冷えるねぇ。手がかじかんじゃったよ。……え? お茶飲んでゆかないかって? ……ん〜、それじゃあ、お言葉に甘えちゃおっかな?」
労わり
「シュンちゃん、お疲れ。バスケ部の練習、大変でしょ? これ、差し入れのスポーツドリンク。後で皆で飲んでね。……じゃあ、邪魔しちゃ悪いし、そろそろ行くね。頑張ってねー」
おバカ
「1+1? もちろん、よゆーでわかるよ! 1と1が合わさって〜……ええっと、えー……あっ、5でしょ! …………へ? 答え、“2”? ……あっ、うっかりうっかり。ほんとーはわかってたよ!? よゆーで!!」
おっとり
「わー、ウサギさんのストラップー。自作ですか? マツナガさん、器用ですねぇ。光にかざすとすっごい綺麗ですー」
お嬢様
「わたくしに全て任せなさい。ウチにはコンサートホールがあるの。そこでアナタ達を歌わせてあげますわ、おーっほっほっほっ」
妹
「お兄ちゃん、あのね、今度たこ焼きパーティしようと思うんだけど、友達、家に呼んでもイイかな? ……うん、そう。たっくんとアリス。……たっ、たっくんとは何でもないんだからぁ!」
電波
「あっ、見て下さいなの。妖精さんが私を呼んでるですなの。ほら、あそこ。……虹色の羽がキレイですなの〜」
お断り
「なんでいっつもかわいくないコトばっかり言うんですか。世の中、お金じゃないんですよ……なんて、子供の私が言うのもアレですが……。とにかく、こんな高価なもの、受けとれません。お返しします」
使い魔
「魔王さま、なんなりとご命令を! 魔王さまのためなら私、がんばっちゃうもんね! ……魔王さまは私の、大切なひとだから」
歌劇団員
「ああ、子ネコちゃん。キミの瞳はなんて美しいんだ! キミはまさに、ぼくのアモーレ! ……もっとぼくに、キミのことを教えて?」